Cronoidが誕生するまで

アプリを開発するきっかけ

漠然と、自動化のためのアプリを作りたいと思っていました。

そもそも、自動化と言うものは、自分にとっては常に興味を引くテーマです。
何をやるにしても、人の手を煩わせることなく自動でこなせるのであれば、それに越したことはありません。
恐らく、エンジニア職につく人の場合は、皆作業をする際に、自動化について考えたことがあるのではないかと思います。

その対象が、スマートフォンの操作だろうと同じことです。
毎日、同じ時間に繰り返している操作があれば、「これは自動化した方が良いのでは?」と考えてしまいます。

こうした考えから、後にCronoidと命名する自動化アプリの開発に至るわけですが、アプリを作り出す前に、類似の機能を持つアプリが存在するのではないかと考え、探してみました。
なぜなら、優れた自動化アプリが既に存在するのであれば、そのアプリを使用すれば、私や他の人がやりたいことは実現できるだろうし、そうだとしたら、新たな自動化アプリを作成しても、ユーザーに利用されないアプリになってしまうからです。

探してみた結果、Taskerなどの自動化アプリと呼べるものが、既に複数存在していました。
自分の端末にインストールしてみて、使用してみたところ、どのアプリもそれぞれ問題がありました。
  • UIが煩雑で何ができるのか?どうやったらできるのか?がわかりにくい
  • 動作しない機能がある(機種にも依存する問題だと思いますが)
  • 海外の開発者が作成したアプリばかりで日本語に対応したものがない
上記のような問題に直面して、これらを解決するものになるのであれば、私が自動化アプリを作る価値はあると思いました。

さらに、テーマは一つに絞りました。

シンプルで誰にでも使える自動化アプリ

です。

私は日本人なので、日本語対応については、簡単に実 現できますし、機能が動作しない場合がある問題については、OSのバージョンや機種依存の問題も絡んでくるので、アプリ側だけでこの問題を完璧に解決することは難しいでしょう。
そこで 使いやすさの点を追求することにしました。

こうして、まだ名も無い自動化アプリの開発に着手することになったわけです。

Cronoidという名前の由来

自動化アプリの開発が進み、最初のバージョンのリリースが近づいてくると、アプリの名前について考え始めました。
私は過去に複数のアプリを開発してきましたが、新しいアプリに対する命名は、いつも悩んでしまいます。

過去に作成したアプリは、公開したものにしても、公開しなかったものにしても、名前が早い段階で決まっていることは、ほぼありませんでした。いつも、アプリが完成する頃に考え出すのです。

最終的には「Cronoid」という名前に確定したわけですが、当然他にもいくつかの候補がありました。
ここでは、ボツとなった名前には触れずい、Cronoidの由来について、記載します。

Cronoidという言葉は存在しません。(と思っています)
cronoidを組み合わせて作ったオリジナルの名称です。

cron

cronとは、ジョブを自動実行するためのUnix系OSのプログラムの名前です。(エンジニアの人だったら当たり前にように知っているくらい有名なものです)

今でこそ、cronのような定期実行のトリガーは、Cronoidの数あるトリガー機能のうちの一つに過ぎませんが、元々、Cronoidの開発初期の頃は、cronのように定期的にジョブを自動実行する機能_ を持つアプリを作ることを意識していたため、cronというワードを使用しました。

oid

oidというのは、「○○のような」や、「○○もどき」のような意味があります。例えば、oidと付く名前は、以下のようなものがあります。
  • Android
  • Humanoid
  • Boids(群れのシミュレーションを行うプログラムの名称)
  • Bioloid
Android自体、oidの名前を冠するものですし、例として記載したBoidsというプログラムが好きなのも、oidというワードを意識した理由の一つでした。

Boids - Wikipedia

”cronもどき”という意味のCronoid

つまりは、cronのようだけどcronではない、cronもどきのアプリのため、Cronoidとなったわけです。

てんとう虫のランチャーアイコン

Cronoidのアイコンのモチーフは、見てのとおり、てんとう虫です。

てんとう虫であることに、深い理由があるわけでは無いのですが、アイコンを検討している際に候補となっていたものとしては、以下のものがありました。
  • ロボット
  • 歯車
ユーザーが操作していないところで、自動で動くアプリのため、ロボットはイメージと合うと思います。歯車もまた、自動化のイメージによく使われているように感じます。

虫については、自動化のイメージとは一番かけ離れているように感じるかもしれませんが、そもそもプログラムの世界では、プログラムの不具合をバグ(虫)と呼ぶこともあってか、私には、自動化によって、裏方でプログラムが動くということは、小さな虫がちょろちょろと動き回っているイメージがあったのです。(バグは悪いものですが)

いくつかサンプルのアイコンを作成していた時に、てんとう虫が丸いアイコンにしやすいことや、その雰囲気を気に入りました。また、てんとう虫のアイコンの目については、Androidのマスコットである、Bugdroid風にしました。

こうして出来上がったのが、以下のアイコンです。
これは、初期のアイコンで、Cronoidを長い間使用しているユーザーは、知っているでしょうが、現在は、アイコンのデザインを変更しています。

初期のランチャーアイコン


のちに、より高解像度かつ、ディテールを綺麗にしようと思い、デザインを変更しました。ついでに目も大きくなっています。

現在のランチャーアイコン










以上になります。

また機会があれば、Cronoidの開発にまつわるストーリーを紹介していきたいと思います。




タスク自動化のためのAndroidアプリです。
様々な条件をトリガーとして、スマートフォンの自動操作を行うことができるアプリです。

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